アリスのお茶会
更新状況と雑記。そして優雅とは言えない日常の数々。
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年少組のAちゃんは、とても我の強いお嬢さん。
とても可愛らしい外見に反し、4月の入園当初から「じぶんで きがえられるから、さわらないでください!」とか「やめてください! じぶんでできます!」などと三歳児らしからぬキツイ口調で話し、自分がこうと決めたら絶対に譲らない性格の持ち主。
たまに甘えてきたり、「せんせい、てつだってください」と寄ってくると、密かに「ツンデレ乙!」などと思っていた事は内緒です。
そんなAちゃんですが、幼稚園での集団生活も9ヶ月になり自分の思い通りにならないことを学び、だいぶ…少しキツイ印象も薄らいできました。
今日の砂場遊びでジョウロを持って歩いているのを見かけたので「Aちゃん、寒いから水は使わないでね」と声を掛けましたが、彼女はこちらの出方を窺いつつ水道へ近付いていきます。
もう一度「水は使っちゃダメだよ」と声を掛けますが、やはり真世を見ながら水道へ歩いていきます。
真世との距離が10mほど離れているので、このまま水を汲んで逃げ切ろうとしているのがわかります。
結局、真世が走っていったので水は諦めて砂場に戻っていきました。
砂場に戻ったAちゃん。おとなしく砂遊びを始める…わけがありません。
シャベルで砂を掘る時に砂が飛ぶので、「Aちゃん、お友達に砂がかかるから飛ばさないでね」と注意されますが、もちろんAちゃんはそんなこと気にしません。
別に彼女は先生に反抗しているわけでも、友達に意地悪しようと考えているわけでもないのです。
単純に、自分がやりたいことをやる! それだけなのですね。
案の定、同じクラスのKくんにかかりました。Kくんは年少児の中でも生まれが遅くて一番小さい男の子ですが、外見に反してとてもしっかりしています。
急に砂をかけられたKくん。
注意されていたにも拘らず、砂をかけてしまったAちゃん。
一瞬、時間が止まりました(笑)。
K 「………」 ←ムッとしてる
私 「Kくん、怒っていいんだよ」
K 「かかったよ!」
A 「なにがよ!!」
予想外の切り返しに、一部始終を見ていた真世とT先生は「えっ、そうくる!?」と唖然。
私 「Kくん、言ってやりなさいな」
K 「すなが、かかったんだよ!!」
A 「…ごめんなさいね!」 ←不承不承
K 「………」 ←彼の中でいろいろ渦巻く感情があるようで
A 「………」
私 「………」
K 「…いいよ」
A 「ありがとう。ごめんね」
素直に謝るのはプライドが許さないAちゃんなので、言い方はちょっと…って感じですが、これが精一杯。
一方Kくんも、すぐには「いいよ」と許してあげられなくて、いろいろ気持ちの整理をつけていたり。
「幼稚園の子は勉強もしなくていいし、煩わしい人間関係もないし、遊んでいるだけだからいいよね」という言葉を聞きますが、そんな甘いもんじゃねぇ!と言ってやりたい。
小さき人々のそんな日常。
とても可愛らしい外見に反し、4月の入園当初から「じぶんで きがえられるから、さわらないでください!」とか「やめてください! じぶんでできます!」などと三歳児らしからぬキツイ口調で話し、自分がこうと決めたら絶対に譲らない性格の持ち主。
たまに甘えてきたり、「せんせい、てつだってください」と寄ってくると、密かに「ツンデレ乙!」などと思っていた事は内緒です。
そんなAちゃんですが、幼稚園での集団生活も9ヶ月になり自分の思い通りにならないことを学び、だいぶ…少しキツイ印象も薄らいできました。
今日の砂場遊びでジョウロを持って歩いているのを見かけたので「Aちゃん、寒いから水は使わないでね」と声を掛けましたが、彼女はこちらの出方を窺いつつ水道へ近付いていきます。
もう一度「水は使っちゃダメだよ」と声を掛けますが、やはり真世を見ながら水道へ歩いていきます。
真世との距離が10mほど離れているので、このまま水を汲んで逃げ切ろうとしているのがわかります。
結局、真世が走っていったので水は諦めて砂場に戻っていきました。
砂場に戻ったAちゃん。おとなしく砂遊びを始める…わけがありません。
シャベルで砂を掘る時に砂が飛ぶので、「Aちゃん、お友達に砂がかかるから飛ばさないでね」と注意されますが、もちろんAちゃんはそんなこと気にしません。
別に彼女は先生に反抗しているわけでも、友達に意地悪しようと考えているわけでもないのです。
単純に、自分がやりたいことをやる! それだけなのですね。
案の定、同じクラスのKくんにかかりました。Kくんは年少児の中でも生まれが遅くて一番小さい男の子ですが、外見に反してとてもしっかりしています。
急に砂をかけられたKくん。
注意されていたにも拘らず、砂をかけてしまったAちゃん。
一瞬、時間が止まりました(笑)。
K 「………」 ←ムッとしてる
私 「Kくん、怒っていいんだよ」
K 「かかったよ!」
A 「なにがよ!!」
予想外の切り返しに、一部始終を見ていた真世とT先生は「えっ、そうくる!?」と唖然。
私 「Kくん、言ってやりなさいな」
K 「すなが、かかったんだよ!!」
A 「…ごめんなさいね!」 ←不承不承
K 「………」 ←彼の中でいろいろ渦巻く感情があるようで
A 「………」
私 「………」
K 「…いいよ」
A 「ありがとう。ごめんね」
素直に謝るのはプライドが許さないAちゃんなので、言い方はちょっと…って感じですが、これが精一杯。
一方Kくんも、すぐには「いいよ」と許してあげられなくて、いろいろ気持ちの整理をつけていたり。
「幼稚園の子は勉強もしなくていいし、煩わしい人間関係もないし、遊んでいるだけだからいいよね」という言葉を聞きますが、そんな甘いもんじゃねぇ!と言ってやりたい。
小さき人々のそんな日常。
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