アリスのお茶会
更新状況と雑記。そして優雅とは言えない日常の数々。
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先生方が、ポップコーンパーティーの準備をしていました。
上司が仕事そっちのけで育てたポップコーンを、乾燥させてほぐしたものを油で炒る。
たったそれだけの事なのに・・・。
私 「・・・なんで、Y先生の方が後から作り始めたのに弾けてるんでしょうか?」
Y 「ポップコーンが貴女には作られたがってないのよ」
2回続けて作っても、申し訳程度に2・3個ポップコーンになって、後は焦げていくばかり。
Y 「フライパンの熱伝導が悪いとか、コンロの火が弱いとか?」
私 「さっきまで、これでT先生が作ってたのは開いてました」
Y 「油の量が少ないとか?」
私 「油を入れてくれたのはT先生、ポップコーンを入れてくれたのはY先生です。
ワタクシはフライパンを持っているだけです」
Y 「センスないね」
私 「このままでは、ポップコーンひとつ満足に作れない女の烙印を押されてしまいます」
三度目の正直。
フライパンとコンロを変えたら、ポップコーンは弾けて美味しそうに仕上がりました。
開いたポップコーンに塩をかけたり、キャラメルシロップを絡めたりして完成です。
とりあえず朝の内に食べる分を作っておいて、後から小さき人々の前で作ってる様子を実演。
「おお~」と感嘆の声をあげる子、やりたがる子、作る過程はいいから早く食べたい子など反応は様々ですが、少し焦げたところのあるポップコーンを「おいしい!」と喜んで食べていました。
小さき人々の笑顔と、キャラメル味のポップコーン。それから、「ポップコーンさえ満足に作れなかった」というほろ苦い思い出と一緒に、真世の初めてのポップコーン作りは幕を閉じました。
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