2010/04/19 (Mon) 地図の日

4月19日（月）
【　地図の日／最初の一歩の日　】
1800（寛政12）年　閏4月19日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した。
豪商・伊能家を継ぎ、50才で隠居後、江戸に出て天文学、暦学、西洋数学等を学び、全国各地を測量し、『大日本沿海興地全図』を完成。
その精度は高く、世界に誇れる科学的地図である。

【　乗馬許可記念日　】
1871（明治4）年、それまで武士にのみ認められていた乗馬が、庶民にも許可された。


20日から25日までは続きに。

---

4月20日（火）
【　穀雨　】
二十四節気のひとつ。太陽黄経が30度の時で、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降る時期。
暦便覧によると、「春雨降りて百穀を生化すれば也」。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のこと。
終わり頃には八十八夜がある。

【　蕗の花咲く／葭始生（あし はじめて しょうず）　】
七十二候のひとつ。水辺に葭（あし）が芽を吹き出しはじめる時期。

【　郵政記念日　】
1934（昭和9）年に、逓信省（現在の日本郵政グループ）が「逓信記念日」として制定。
逓信省が郵政省・電気通信省の二省に分割された1950年に「郵政記念日」と改称、1959年に「逓信記念日」に戻されたが、2001年の省庁再編に伴い再び「郵政記念日」となった。
1871年3月1日（新暦4月20日）、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度を実施。
東京・京都・大阪の三都市と東海道線の各駅で、郵便物の取扱、切手の発行が始まった。
翌年にはほぼ全国的に実施された。

【　青年海外協力隊の日　】
1965（昭和40）年のこの日、青年海外協力隊（JOCV）が発足。
青年海外協力隊では、アジア・アフリカ・中南米を中心とする発展途上国の国作りを支援する為に、2000人を超える満20歳から39歳までの人達がボランティアとして活躍している。

---

4月21日（水）
【　民法の日　】
1968（昭和43）年に、日本民間放送連盟が「放送広告の日」として制定。
1993年に「民放の日」に改称。
1951年のこの日、日本で初めて民放16社に放送の予備免許が与えられ、翌1952年 同日に民放連が発足した。

---

4月22日（木）
【　アースデー／地球の日　】
地球全体の環境を守るために一人一人が行動を起こす日。
1970（昭和45）年に当時大学生だったアメリカの市民運動指導者デニス・ヘイズが提唱し、環境保護庁設立のきっかけとなる。

---

4月23日（金）
【　世界図書・著作権デー（ World Book and Copyright Day ）　】
スペインからの提案により、1995年のユネスコ総会で採択された。国際デーのひとつ。
この日はスペインの習慣である「サン・ジョルディの日」であり、また、セルバンテス、シェイエクスピアなど多くの文筆家の誕生日や命日であることに因むものである。

【　国際マルコーニデー　】
世界で初めて無線による通信を行った、イタリアの電気技師グリエルモ・マルコーニを記念する日。
マルコーニは1885（明治18）年、自宅の窓からモールス信号で2.4kmの無線通信に成功。これが世界初の無線通信だった。
翌年アメリカに渡り、大西洋横断3600kmの通信に成功している。
1909年にノーベル物理学賞を受賞し、1937年に63歳でこの世を去った。

---

4月24日（土）
【　寒の戻りの特異日　】
寒の戻りが起こる確率の高い日。

※特異日：ある気象状態が、「その前後の日と比べて」大きな確率で現れる日のことである。
したがって、たとえば毎年ある特定の日に晴れが多い場合であっても、その前後の日も 晴れが多い （すなわち、晴れの多い季節である） ならば、特異日とは呼ばれない。

（Wikipediaより引用）

【　植物学の日　】
「植物学の父」と呼ばれる、植物分類学者・牧野富太郎の誕生日にちなむ。
牧野は94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やし、新種・変種約2500種を発見・命名した。

【　日本ダービー記念日　】
1932（昭和7）年、目黒競馬場で日本初のダービー（東京優駿競争）が開催。
出走は19頭で、優勝したのは1番人気のワカタカだった。
ダービーは元々、第12代ダービー卿が始めた、ロンドン郊外で開催されるサラブレット3歳馬ナンバーワンを決めるレースの事で、イギリス競馬界最高の行事だった。
後に、日本をはじめ世界各国でそれに傚った「ダービー」という名前をつけたレースが開催されるようになった。

---

4月25日（日）
【　霜止出苗／霜止み苗出ず（しも やみて なえ いずる）　】
七十二候のひとつ。ようやく霜も終わりの頃となり、苗代では稲の苗が生長する時期。

【　国連記念日　】
1945（昭和20）年のこの日、サンフランシスコで連合国50か国代表による会議が開催され、国際連合憲章が採択された。

【　市町村制公布記念日　】
1888（明治21）年に、市町村の制度を定める「市制」「町村制」が公布されたことを記念して制定。

【　ギロチンの日　】
1792年のこの日、フランスでギロチンが実用化された。
当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていた。
そこで、内科医であり国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、身分の貴卑なく刑を執行できる「単なる機械装置の作用」により行なうよう議会で提言し、その案が採択。外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにする等の改良を加えた。
当初は、ルイの名前をとって「ルイゼット」とか「ルイゾン」と呼ばれていたが、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ」（ドイツ語読みで「ギロチン」）という呼び名が有名になり定着。正式名称は「Bois de Justice（正義の柱）」。
導入提案者のギヨタン自身がこの装置で処刑されたという都市伝説が有るが、事実ではない（実際は病死）。

フランスでは1981年9月に死刑が廃止され、それとともにギロチンの使用もなくなった。